アップルアート 「おいしい信州ふーど発掘商談会」 出展レポート


展示会概要

2025年8月28日。
長野県産の農産物や加工食品を一堂に集めた「おいしい信州ふーど発掘商談会」が開催されました。
この商談会は、県内の生産者やメーカーが自社の魅力ある商品を発信し、バイヤーや流通関係者との商談を通じて新しい販路を開拓することを目的とした大規模なビジネスマッチングイベントです。
会場には数多くの来場者が訪れ、活気に満ちた雰囲気の中で多様な信州の“食”が紹介されました。

その中で、私たちアップルアートも出展者としてブースを構え、自慢の商品群を携えて参加しました。

立科町という地域に根ざし、りんごを中心に独自の商品開発を行ってきた私たちにとって、この商談会は大きな挑戦であり、新しいステージへと進むための貴重な機会でした。


出展の目的と準備

今回の出展にあたり、私たちアップルアートが掲げた最大の目的は、「関東圏における新規の卸先を見つけること」でした。

長野県内や近隣地域では一定の認知と販路を築いてきましたが、より多くのお客様に立科町のりんごを届けるためには、人口の多い関東市場への進出が不可欠です。

そこで今回の商談会を大きな契機ととらえ、関東エリアのバイヤーや小売業者に向けて自社商品の魅力を存分に発信することを目指しました。

そのために特に力を入れたのが「ストーリーの伝達」です。

私たちの看板商品である「飲むりんご」シリーズには、立科町のシンボル・蓼科山、別名「女神山」の物語が込められています。
女神に見守られた豊かな自然環境で育ったりんごを使い、ラベルにもその象徴を描き込むことで、「立科町ならではの特別な飲むりんご」であることを表現しました。
この地域性とストーリー性を組み合わせた商品こそが、他社との差別化要因であり、商談会における強みになると考えました。

準備段階では、試飲体験を通じて商品の味わいを実感していただくことに加え、口頭や資料を通じてこのストーリーをしっかり伝えられるよう工夫しました。
商品の味覚的な魅力に加えて、背景にある物語を印象的に伝えることで、より深い理解と共感を得られると考えたのです。


出展商品のラインナップ

当日のブースでは、以下の商品を中心に展示・試飲を行いました。

  • リンゴジュース(瓶・パウチ)
    搾りたてのフレッシュさを閉じ込めた定番商品。
    パウチタイプは利便性も高く、多方面から注目を集めました。
  • すりおろしりんご
    添加物を加えず、りんごをすりおろしただけのシンプルな商品。
    ナチュラル志向の来場者の関心を大きく集めました。
  • りんごジャム
    朝食やスイーツに幅広く使える加工品として、幅広い層にアピールしました。
  • シードル
    りんごを発酵させた爽やかな発泡酒。
    大人向け商品の提案として、バイヤーからも関心を寄せられました。
  • 新商品「アップルコーヒー」
    今回の目玉商品として、新しく開発した「アップルコーヒー」も出展。
    りんごの爽やかな酸味とコーヒーの深みを掛け合わせた新感覚ドリンクで、多くの来場者が足を止めて試飲してくださいました。

これらの商品を通じて、「りんごの可能性を広げるアップルアート」というブランドの方向性を強く打ち出しました。


来場者の反応と当日の様子

今回の商談会には、718名もの来場者が訪れました。
会場は活気にあふれ、私たちのブースでも多くの方に足を運んでいただきました。

特に印象的だったのは、「すりおろしりんご」への関心の高さです。
シンプルでありながらりんご本来の美味しさをダイレクトに楽しめる商品は、健康志向の高まりとも相まって注目を浴びました。
また、新商品「アップルコーヒー」も話題性が高く、「斬新で面白い」「試してみたい」といった声をいただきました。

もちろん、看板商品である「飲むりんご」シリーズは安定した評価を受け、ラベルに込めた立科町や女神山のストーリーを説明すると、多くの方が頷きながらメモを取っていたのが印象的でした。

「ただ美味しいだけでなく、物語のある商品」という点が、商談における大きな強みであることを再認識しました。


商談会後の成果

商談会終了後、いくつかの具体的な契約を結ぶことができ、新たな取引先の増加を実感しています。
正確な数量や取引条件についてはこれからの調整になりますが、卸先が拡大する手応えを得られたことは大きな成果でした。

また、「シードルを取り扱いたい」「アップルコーヒーをテスト販売してみたい」といった前向きな声も多く、商品の幅広さが商談機会を広げることを実感しました。
商談会を通じて、関東エリアにおける販路拡大の第一歩を踏み出せたと考えています。

さらに、バイヤーから寄せられた意見は今後の戦略に直結するヒントとなりました。
アップルコーヒーは「話題性が高くSNS向け」という評価を受け、すりおろしりんごは「健康志向市場での可能性」が指摘されました。
こうしたリアルな声を次のステップに活かしていきます。


今後の展望

今回の商談会を通じて得られた成果をさらに発展させ、以下の方向性で活動を進めていきます。

  • 関東圏での販路拡大
    新規契約先との取引を着実に進めつつ、さらなる市場開拓を目指します。
  • コラボレーションの推進
    他社との共同開発や地域資源を活用した新商品の企画を検討し、ブランド力を高めます。
  • 富裕層向け商品の強化
    高品質なりんごジュースやシードルを中心に、贈答用やプレミアムラインを展開し、新たな顧客層を取り込んでいきます。
  • ストーリー性の深化
    立科町の自然や女神山の象徴性をさらに前面に押し出し、商品と地域の魅力を一体で発信していきます。

アップルアートは単なる食品メーカーではなく、「地域の物語を発信するブランド」として進化を続けていきます。


まとめ

「おいしい信州ふーど発掘商談会」への出展は、アップルアートにとって大きな転機となりました。
単なる商品紹介にとどまらず、“立科町のりんごから生まれる飲むりんご”という物語を伝えられたこと、そして新たな卸先との出会いを得られたことは、今後の展開に向けた大きな力となります。

私たちは、これからも立科町の恵みを全国へ広め、多くの人々にりんごの新しい楽しみ方を届けてまいります。今回得られた成果を糧に、さらなる挑戦を続けていきたいと思います。

アップルアートは、立科町の自然が育んだりんごの恵みを、ストーリーとともに多くの人に届けたい。その想いを胸に、一歩一歩確実に歩みを進め、未来に向けて大きな飛躍を遂げてまいります。

弊社商品はこちらから購入することが出来ます。

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📅 出店日程
・10月19日(日)
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・12月14日(日)
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📍 会場
銀座NAGANO(東京都中央区銀座5-6-5 NOCOビル1F)

🍏 当日商品ラインナップ
・旬のりんご(シナノスイート/蜜星ふじ)
・「飲むりんご」…りんごそのままの濃厚ジュース
・「立科の薫り」…りんごジャム
・「アップルコーヒー」…信州発の新しい味わい
・「Thrive」…りんごのシードル
・「鹿肉×りんごジャーキー」(ペット用)

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